私がディレクターを務めるUstream番組「図書館情報学チャンネル」の第94回を本日配信しました。
今回は電子書籍に関するニュースをお送りしました。番組内で取り上げたニュースへのリンクはProject LIE Wikiにて参照いただけます。
放送内でもはなしておりますが、個人的には取り上げたニュースに関連するDAISYとEPUB3連携の話に注目していました。 DAISYとは、デジタル録音図書に関する規格であり、書籍内の文章と同期して音声を再生することができるようなフォーマットが用意されています。今回とりあげた話は、DAISYは製作用のフォーマットと配布フォーマットを分割し、配布用フォーマットの選択肢としてEPUB3が採用されるということでした。
- EPUB3 ≒ DAISY4 — EPUB 3とDAISY 4との関係 | e-chuban blog
- DAISY4とEPUB3の関係についてDAISYコンソーシアム会長の河村宏(@hkawa33)氏に伺ってみました。 - Togetter
意図としては電子書籍が利点として持っているはずである、障害者に対するアクセシビリティ向上の側面を活発化させるためのようです。
ビジネスとして電子書籍が成り立つのか否か、どの関連企業が市場で成功するのかといった話につい目がいってしまいますが、今回取り上げたような読み手が豊かな生活を遅れるような活動についても注目していかないといけないなと今回の放送を通じて感じました。